altarとalterの違いと覚え方 | 紛らわしい英単語の暗記メモ

altarとalterの違いと覚え方

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今日は、altarとalterの違いと覚え方です。

altarとalterの違い

altar [‘Ol-tər]は「祭壇(さいだん)」、alter[‘Ol-tər]は「変える」です。
綴りの違いは、祭壇の方は’a’、変えるの方は’e’です。
ここでは、子音も含めて「ta(タ)」と「te(テ)」の違いとします。

altarとalter

また、この2つの英単語の発音の違いですが、発音記号を見て分かるように、まったく同じです。

覚え方

それでは覚え方です。
これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:俺ちの「祭壇」、折れ「変える」

覚え方のヒント

ワル男:「あれっ? あそこにある俺たちの祭壇、前からあんな色だったか?」
パー:「あっ、あの祭壇? 脚が1本折れたから、新しいものに変えたよ」
ワル男:「やっぱりな! 色が微妙に違うと思ったよ」
パー:「ワル男君は、目がいいからね」

alterとchangeの違いは?

「変える」という意味の単語には、他に、もはや日本語となっている、おなじみのchangeがありますね。
changeとalterは、どのように違うのでしょうか?

changeとalterの違いは、一言でいえば、『変える部分の割合』です。
人・物を「変える」というとき、通常はchangeを用いますが、alterを使うと、全部ではなくて、「部分的に変える」ことを強調できます。

たとえば、change my pantsといえば、「ズボンを履(は)きかえる」という意味ですが、alter my pantsといえば、「ズボンの一部の寸法を変える=仕立て直す」という意味になります。

changeもalterも、日本語に訳すとどちらも『変える』となりますが、このように、文脈によっては意味がまったく変わってしまいますので、注意が必要です。

例文で意味を確認!

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

The Pope stood before the altar.
(法王は、祭壇の前に立った)
He knelt before the altar.
(彼は、祭壇の前にひざまずいた)
The priest placed the monstrance [ˈmän(t)-strən(t)s] on the altar.
(司祭は、聖体顕示台(せいたいけんじだい)を祭壇に置いた)
I’ve changed my pants.
(私は、ズボンを履きかえた)
I’ve altered my pants.
(私は、ズボンを仕立て直した)
How long does it take to alter it?
(直すのに、どのくらい時間がかかりますか?)

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