ratとrut

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rat [ˈrat]は「ネズミ」、rut [ˈrət]は「轍(わだち)」です。
轍というのは、車が通ったあとに残る車輪の跡のことです。
綴りの違いは、「ネズミ」の方は真ん中の文字が’a’、「轍」の方は同じく真ん中の文字がu’です。

ratとrut

それでは覚え方です。
ratの’a’は、ネズミが大好物のチーズをかじっている姿であると想像しましょう。
rutの’u’は、タイヤが転がって行ったあとにできた溝(みぞ)だと想像してください。

ratとrut2

このネズミ君、よっぽどお腹がすいていたのか、おいしそうにチーズを食べていますね。(^^)
大好物であれば、なおさらです。
いい機会なので、写真を撮(と)ってあげましょう。

「はい、チーズ!」「パチリ!」(笑)

一方のタイヤ君、地面に深い溝を残しながら、「ドドドドド!」と、大音響とともに、豪快(ごうかい)に走り去って行きましたね。
見た目はただの一輪のタイヤですが、実はどんな急坂でも登れるような、強力なエンジンが搭載(とうさい)されているようです。
見かけは一輪ですが、真っ黒くて、まるで七輪(しちりん)のようですね。(爆)

また、これだけのパワーがあれば、五輪(ごりん=オリンピック)にも出場できそうです。(笑)

ちなみに、ratはmouseよりも体がひと回り大きなドブネズミのことで、英語では、ratは犬が取るもの、mouseはネコが取るものとされています。
一方のrutは、車の通ったあとにできる溝ですが、ここから「決まりきった考え」「常軌(じょうき)、常道(じょうどう)」という意味でも使われます。

「in a rut」といえば、ちょうど轍をなぞるように、毎日毎日同じことの繰り返しで、「マンネリ化した」といった意味になります。
が、a’を忘れて、「in rut」としてしまうと、特に鹿(しか)などの動物が「発情した」というまったく別の意味になってしまうので、注意が必要です。

この2つの区別法としては、「in rut」の方は、発音が「インラット」なので、

淫乱(いんらん)」とても「発情した」

と、ダジャレで覚えておけば、どっちがどっちだったか、混乱することはないでしょう。(^^)

ratとrut もじゃ博士のワンポイントメモ

最後に、これらの英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

A rat squeaked.
(ネズミが、チューチュー鳴いた)
My ear was bitten by a rat.
(私は、ネズミに耳を齧(かじ)られた)
He is like a rat in a trap.
(彼は、袋のねずみも同然だ)
We walked the deeply rutted lane.
(私たちは、深いわだちのできた小道を歩いた)
I’m stuck in a rut in my boring job and need to do something new.
(退屈な仕事に飽き飽きだから、何か新しいことを始めなければ)
Shame on you, behaving like a dog in rut.
(盛りのついた犬じゃあるまいし、みっともない)

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